愚葉土

腐った葉っぱは肥料になるけど、愚かな言葉は何にもならぬ

恐れる人の観察

「3日後にこのギロチンでお前の首を落とします。刃が鈍いと痛くて苦しいと思うので、今のうちに自分でよく研いでおいてください。」

いまそういう状況です。恐怖描写系の創作を嗜む諸氏、参考にしてください。

来週、まったく「エクストリーム死」としか言いようのない任務があります。久々に対面の用事です。いや、ビデオ通話だけど……そんなことはどうでもいいんだ。とにかくそのことが恐ろしくって仕方なくて、頭のすべてを支配している。もちろんすべての生産活動は停止している。

あまり縁起でもないことは言うものじゃないけど、ロクな結果にならないのが目に見えている。見えているから、せめて被害を最小限にするためにできる限りの準備をしなくてはならない。でも死を思いながらその用意をするのは気が狂いそうな作業だ。

前からホラーゲームの主人公が好きとか言ってきたけど、本当に恐怖に駆られた人間ってこんな感じなんだ〜と学んでいます。刻一刻とね。ちなみにわたしは命乞いできるなら全力でするタイプです。今だってしたい! でも相手に声が届く状況じゃない。

ついでに走馬灯って言ったらいいのか、いまだ達成できていないこと・これまで失敗してきたこと・これからしくじるであろうことが怒涛のように頭に押し寄せている。ああ。世界各位ごめんなさい。生きるのこんなに困難だったか?