BATIMクリアしました

何て言ったらいいかわからない、どう言葉にしたらいいんだ。強いて言えば寂しい。とめどなく悲しい。いろいろな物語が詰まった作品だけれど、とかくわたしはHenryのことが頭に懸かっている。今は彼に哀悼の意を捧げたい……いや、悼むべきなのかどうかも定かではない。理解できてない部分が大いにある。ただ２周目を始めて、あの光景を見たときの途方もないやるせ無さが胸を占めている。

Bendyはカートゥーンの主役だったけど、果たしてこのゲームの主役だったのかな。勝手に呼び出されて、さまよって、勝手に「終わり」を突きつけられただけなんじゃないのか。Henryは結局かれのことをどう思っていたのだろう。恐れていただけだったかもしれないけど、我儘として、そうは思いたくない。HE WAS BORN HEREという言葉に重みを求めてしまう。

そもそも銀幕のBendyと成り損ないのインクデーモンは別物なんじゃないかって気がしてきた。Bendyはずっと投影の中で笑っている永遠のエンターテイナーなんだ。けどそうだとしたら、本物のスターですらないのにThe Endで儚く消えたインクデーモンがあまりに可哀想すぎる……。

諸々の重い感情とは全く関係ないBATIM絵上げておきます。Chapter3〜4あたりで描いてたやつ。

このHenryとBendyくん可愛くないですか？(自我を高める運動)  。Henryの描き方はちょっとまだ迷ってます。なるべく没個性なモブにしたい。髪型でキャラクター性がつくのを避けたくてハンチング被せたけど、どうかなあ。逆効果かな。ていうか半分趣味だし。

この調子だとアンリミ６はBATIMで出ることになりそうです。感情と幻覚が巨大だから。(ほんとはホロナイ本も作りたいけどそういうこと言って実行できたためしがゴニョゴニョ)

詩的な作品のせいで完全にポエム感想文になったけど、本当は楽しかった記憶や語りたいことが山ほどあるんだ！　サミーローレンスは完璧すぎてもう一度恋に落ちたし、トムとアリソンめっっちゃ好きになってしまった。本でたくさん描けるといいな。ゆるい４コマ本の予定。